イベント「姫と王子の大喜劇」が終わって新曲「カーテンコール」が配信されましたね。筆者はおごりから初見でHardを選んで爆死したわけですが……これは右手指三本使えないと辛そうな感じがしますねえ。とりあえず筆者には今のところ歯が立たない事が分かったので、地味に低難易度から埋めて行こうと思います。
※10/22追記:
命からがらフルコンぬできました……。
※10/23更に追記。
ちょっとは見れるリザルトになってきましたかねー。Sが遠いなー
(建神百→北咲彪凛→布袋はつ飛→紗曲なな瀬→幻芭ゆら→狛守和音→蜜目凪緒、だと思います……間違ってたらコメントなりツイッターの書き込みでお教えくださると有難いです。それにしても画像にもなっているましろちゃんはどこへ……)
ところでこの楽曲、ゲーム内での今のところ歌唱が予科生のみとなっていますね。サンプルでは本科生も歌っていますが……割とフォーマル寄りの歌唱が様になる歌だと思うので、本科生の歌を聞いてみたいなと思わせるところがあるというのと、もともと宝塚ファンで成り立っているような部分のある企画であるだけに、このタイミングで予科生をプッシュしてくるのかーと、中の人達の事情など全く分からぬ筆者ですが、他人事ながらに色々と考えさせられるところがあります。
さて、それでは肝心の歌の中身についてちょっと見てみたいと思います。
・狛守和音
もともと声を作る歌い手なのでこの楽曲はどうなのかな……と個人的には思っていたのですが、意外と様になっていますね。個人的には音程の入りのブレが少し気になるのと、やはり声を作る歌唱がやや音楽性に蓋をしているんじゃないかなと思う節は有りましたが、アニソンやキャラソンを日常的に聞いている筆者としてはこれはこれでちゃんと綺麗に音楽になっていると解釈しています。ただちょっと規模感の演出がコーラス頼みなのと、そしてそれでも曲が平坦になってしまっている感は否めないですねー。(この手の素直な楽曲というのは、往々にして小技で仕上げる歌い手には辛いものですね)
・蜜目凪緒
ややフォーマル寄り(?)な発声を持った歌い手なので、まあこの楽曲は割と様になるんじゃないかなと思っていましたが、細かい所で少し粗のある仕上がりになってしまったかなって感じもします。そして、こちらもやや楽曲が平たくなってしまったかなとも……。やはりこの手の発声というのはコントロールが少し難しいところがあるんでしょうねー。ただ歌としての目標が高いのは評価していいことだと思います。
一見して特徴的なのは、他の予科生が悉くブレス(息継ぎ)を入れているサビの「最後は笑顔のまま 幕が下/りるまで 涙は見せない」の箇所でブレスを入れずに一続きで歌っていることでしょうか。(歌をやっていない人には見落とされがちですが、歌の基本でもあります)歌詞を考えると一続きで歌ったほうが自然な箇所なので、この点は評価できると思います。
・黒憧ましろ
・布袋はつ飛
んー……声質はいいと思います。他方で、技術的な箇所から少しのっぺりとした歌になってしまった感は否めないかなと思いますねー。ただ、この甘さが良い、という人もたくさんいるんじゃないかと思います。
・幻芭ゆら
イベントでは楽曲ベルエトワールにて本科生と張り合うという素晴らしい活躍を見せてくれました(個人的には、歌だけで言うならややあやりんに力負けしていた感もあったように聞こえましたが、十分及第点はクリアしていたと思います)。カーテンコールに関しては、現時点では予科生の中では一番無難にきれいに仕上がっているように思います。シンプルで卒のない発声から自然なメロディーが生まれてくるのですが、歌にフォーマルさがそんなにないのが返って軽快で良い歌唱に結びついているんじゃないかなーといった感じです。ましろちゃんの歌よりゆらの歌の方が好き! という方も多いのではないでしょうか。
以下はサンプルだけから判断した完全なる妄想です。あんまり信用しないで下さい。
※10/25に本科生の歌唱が解禁されました。一通り聞いてみましたが素晴らしい出来のものばかりですね……全員素晴らしい歌唱だと思うんですが、個人的には百ちゃんのファンなのもあって、彼女の歌の仕上がりにはうならされるものがありました。以下の項目は拡充するか、後日独立した記事にまとめようと思います。
・北咲彪凛
相変わらず声質には輝くものが有ります。ただ余り小回りが効かないという弱点も有り、そのあたりがどう影響してくるか、と言った感じでしょうか。カーテンコールはかなり素直な楽曲にまとまっているので、そう粗のある仕上がりにはならないだろうとは思います。
・建神百
万能で優秀な歌い手です。どの曲に関しても特に文句のつけようのない歌を披露してくれます。特に表現を出しづらく窮屈になりやすいアップテンポの曲では、非常に小回りの効いた綺麗な歌を聞かせてくれます。発声も素直で申し分ないです。ただ、さり気なさ故の地味さみたいなものを曲によっては感じさせるのも事実で、カーテンコールは非常に素直な楽曲なので、そのあたりに全く不安がないわけではないと思います。
・紗曲なな瀬
表現を出すということに関して言えばこのメンバーの中ではピカイチです。その反面窮屈な曲に収めるということに関してはどうなのか、いまいち計り知れない部分がありますが、カーテンコールはこの手の楽曲の中では比較的そうした「窮屈な曲」には該当しない自由さがあるので、素直に期待していいんじゃないかと思います。
公式ツイッターの情報などを見ているといずれ本科生も歌唱に参加してくるものと思われますが、今から楽しみですね。それでは今回はこんなところで。
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