試しにアニソンを聞いてみる。

ボーカルの視点から音楽を聞いてみる。/お勧めのアニメ系歌もの、アイドルもの、バンドもの企画あったらツイッターで教えて下さると助かります/・歌手の話まとめ→https://goo.gl/VN63Wb/コンテンツの使用などに関して問題があれば撤去しますのでお伝え下さい。ご連絡はhttps://twitter.com/yfyamvまで

ボーカル音楽概論

アイカツ、「+1」、ミライさんの歌について(アイカツフレンズ!)

www.youtube.com (アイカツフレンズ!ミュージックビデオ『Niceなto meet you!』をお届け♪) (中の人ネタに触れるのは個人的にはあまり好きではないのですが、)フレンズからのアイカツは歌を歌う人とアイドルが一対一対応するようになっており、個人的に…

アイカツ、「+1」、リリィ先輩の歌について(アイカツスターズ!)

www.youtube.com (アイカツスターズ!ミュージックビデオ『荒野の奇跡』をお届け♪) 白銀リリィというキャラクターを語るにあたって欠かせないのが、彼女のアイカツシリーズにおけるデビュー楽曲であるDreaming birdだと思います。以前書いた記事に筆者の大…

アイカツ、「+1」、夜空先輩の歌について(アイカツスターズ!)

www.youtube.com (アイカツスターズ!ミュージックビデオ『Summer Tears Diary』をお届け♪) 正直に言ってしまうと、アイカツシリーズの歴史の中ではフレンズはキャラクターの歌唱面においては他に類を見ない程クオリティが高く、そのクオリティは声優さん…

アイカツ、「+1」、さくやちゃんの歌について(アイカツフレンズ!)

www.youtube.com (アイカツフレンズ!ミュージックビデオ『導かれて』をお届け♪) さくやちゃんの歌を最初に聞いたとき抱いた印象は今でも鮮明に覚えています。正直歌い手としては歌の力がかなり弱い、けれども作編曲の妙や表現力によってそれを補って余り…

アイカツ、「+1」、わかばちゃんの歌について(アイカツフレンズ!)

()www.youtube.com (アイカツフレンズ!ミュージックビデオ『この世界はすばらしい』をお届け♪) このブログに訪れる人でアイカツの記事を読んでいる人がどれだけいるのか分かりませんが、今回は「+1」と称して、今まで総論的に扱って来た歌い手の話を各論…

今だから言う、アイカツ!~アイカツスターズ! までの楽曲に思う事 その2

当記事を書く前に前回の記事をもう一度推敲し、何十行か書き足しました。 以下※※※内は前回の記事からの引用です。前回をお読みになった方は読み飛ばしてください。 ※※※ スターズが感動的な最後を迎えてから半年程経ち、そろそろほとぼりが冷め始めた頃だろう…

今だから言う、アイカツ!~アイカツスターズ! までの楽曲に思う事

スターズが感動的な最後を迎えてから半年程経ち、そろそろほとぼりが冷め始めた頃だろうという事で、初めて聞いた当時思ったことや今思っていること等をまとめていきたいと思います。 まず時系列を簡単にまとめます。記憶違いがあるかもしれませんので、もし…

訓練された聞き手が「歌手の技術」に対して思うべきことと、ポピュラーミュージックにおける各々の好みの話

聞き手の立場からなら、歌の技術というのはその歌手が上手いかどうかを決めるためではなく、何でその歌手の歌がそうなっているのかを理解するためにあると思う。 そもそも歌手というのは上手いか下手かという単純な存在ではない。技術自体が上手い下手の直線…

ポピュラー音楽とフォーマルなボーカリストの話 西沢幸奏と鈴木このみ

綾野ましろの記事で軽く西沢幸奏と鈴木このみの話をしたと思う。鈴木このみに関してはどこが上手いのかに記事の中で言及したけれど、西沢幸奏は事務所とレーベルがどれだけ期待しているかみたいな話をしただけの状態だと思うので、彼女の歌について出来る範…

歌手の話 綾野ましろ(ideal white,vanilla skyなど)

綾野ましろ 『vanilla sky』 綾野ましろは藍井エイルの影響からアニソン歌手を志すようになったということらしいが、確かに技術的には少し違いがあると思うけれど、キャラクター的にはやや似たところがある。 比較するなら、綾野ましろの方が楽曲としては複…

やなぎなぎの記事の補足 ポピュラー音楽で聴かせるための裏声の使い方について

直前のやなぎなぎの記事の趣旨をざっくりまとめれば、元々ファルセットの音域が使える歌手だったので、そこを活かす方法を模索していくうちに王道的なアニソンに戻っていったという話だった。 supercellのころは高い音をファルセットで出していたが、やなぎ…

ボーカルが曲を歌にすることについて その1

何故か昔のボカロに関する記事があほみたいに伸びていたので、急ではあるけれど人間らしいボーカル性ということの目安のようなものを作っておかないといけないと思ったので簡単にまとめてみる。改めて言う必要もないぐらい非常に基礎的なことではあるけれど…

歌手の話 LiSA(crossing field,シルシ,Rally Go Roundなど)

殆どの場合リスナーはCDを聞いて歌手を理解出来たことにする一方で、実際にはCDは録音と編集の世界で本来の歌手の歌との間にギャップがあるということがよく言われる。特定の歌手が上手いとか下手とかいうのはCD的に不正確な場合が多いと僕も思うけど、個人…

歌手の話 AKINO(創世のアクエリオン、Golden Life、海色など)

・新譜紹介。 Golden Life AKINO with bless4 アニメ ¥250 provided courtesy of iTunes AKINOのgolden lifeは初めて聞いた時は衝撃的だった。まあこんな歌が歌えることは理解していたけれど、いざ出てくると本当に迫力のあるシンプルでメロディアスな楽曲の…

紅白歌合戦の特殊性とそれに関する雑感 細川たかしとかいきものがかりとかμ'sとか

※2015 12/31紅白放送後の記事→紅白歌合戦を振り返って 初出場歌手と、注目の歌手。 以下は紅白放送前の下馬評です。 因みに細川たかしのマイクが遠すぎるせいか歌っていないと思っている人がかなりいるみたいだが、そういう人はこの2006年の紅白の1分半ごろ…

ボーカロイド音楽の確立と、ボーカル曲との距離感について

以前某所にアップロードされていた結月ゆかりのシリョクケンサを聞いた時、ボカロにも音声的な調教のアプローチでなく、ボーカル的なアプローチが成立するんだと思って感心した。 この世の殆どの神調教と呼ばれるものは実際には歌的というより音声的に人間と…

CDの編集作業が歌手に魔法をかけるということと、歌手のライブ性について

CD音源とライブの違いみたいなものは公然と言われる割には漠然としか理解できていない人がほとんどだと思うし、それを触り部分だけでも説明できればなと思う。 具体的な話をすれば、ここはアニメソングと銘打っているわけではあるのでそれらしきものを引き合…

歌の公共性とインスト音楽 ラブライブと時代性への軽い説明

ラブライブの歌にはアニメソングとしての公共性が期待されているため、アニメソングとしてのバックボーンを知るところから始めなくても別に聞ける水樹奈々が選ばれたのとは大きな違いがあるという話を先日相当に頑張ってして、その前に書いた時代性の記事で…

アニメソングから考える音楽性と時代性の話

中恵光城という歌手は少女病で歌っていると恐ろしくよく聞こえる。録音環境の良さもあるだろうが、確かに元々発声には潜在的な深さを感じる上で器用さもあって、かつそれを普通は両立できない。声を言葉にすることから離れて声を出すという技術に踏み込んで…

ひなビタ♪ とジャンルの隆盛について

ひなビタというのはBEMANIブランド内に存在するアニメキャラクターによるガールズバンドで、メンバーやバンドの名義で同ブランドの音楽ゲームに楽曲を配信している他に、facebookやウェブラジオを使って進行するストーリーがブランド内外のファンから人気を…